定期的な窓清掃と結露対策

言うのは簡単、書くのも簡単、でも実際にするのは超大変ですよね。一度にしようと思うと嫌になります。

窓の内側の汚れの主な原因は、ホコリ手垢(皮脂汚れ)、そして結露跡です。これらは外側の泥汚れほど頑固ではないため、「短時間・低頻度」で済む簡単な掃除方法がいくつかあります。

時間をかけずに、日常に取り入れやすい掃除のコツと方法をご紹介します。

🏠 時間をかけない簡単掃除のコツ

1. 道具と洗剤をシンプルにする

  • 道具は「マイクロファイバークロス」一択(100均でも売っています): 繊維クズが残りにくく、ホコリや油膜を絡め取ってくれるため、二度拭きの手間が減り、仕上がりがきれいになります。
  • 洗剤は基本的に不要: 内側の軽いホコリや手垢であれば、水拭きまたはぬるま湯拭きで十分落ちます。洗剤を使うと、拭き残しがムラになりやすく、かえって時間がかかることがあります。

2. 掃除の習慣を「分割」する

  • 日々の習慣化: 家中の窓を一度にやるのではなく、**「今日はリビングの窓だけ」「来週は寝室の窓だけ」「掃除機かけたときだけ」**というように、曜日や場所で分けて掃除する習慣をつけると負担が減ります。
    • 目安:1週間に1~2枚の窓を拭くだけでも、汚れの蓄積を防げます。
  • 「ついで掃除」の活用:
    • テレビを観ながら: 窓の前に座って、手の届く範囲だけをサッと拭く。
    • 換気のついでに: 窓を開けて換気する際に、窓を閉める前に内側をサッと拭く。

💡 もうちょっとキレイにしたい方へおすすめの短時間掃除方法(5分以内)

基本の「水拭き」と「乾拭き」する方法

シンプルで早い方法です。

  1. 濡らす: マイクロファイバークロスを水(または40℃程度のぬるま湯)で濡らし、固く絞ります。
    • ポイント: ぬるま湯の方が皮脂汚れ(手垢)が溶けて落ちやすいです。
  2. 拭く: 窓ガラスを**「コの字」**を描くように、上から下へ一方方向に拭いていきます。
  3. 仕上げ(乾拭き): 乾いた別のマイクロファイバークロスで、水気が残らないように乾拭きして仕上げます。

簡単と思えて、無理なく続けられる、ながら掃除などご自身にあった方法がきっとあります。小さなお子さんと遊びながら掃除するのもいいかも・・・

窓掃除の推奨頻度

窓掃除は、汚れの蓄積を防ぎ、本格的な掃除の手間を減らすために、「簡単な掃除」と「本格的な掃除」を組み合わせるのが理想的とされています。あくまで目安です。皆さんの生活のリズムに合わせてください。

掃除の種類頻度の目安詳細
簡単な掃除1か月に1回程度窓ガラスの内側を中心に、マイクロファイバークロスなどで水拭きをするなど、目につくホコリや手垢をサッと拭き取ります。これを習慣化することで、頑固な汚れになるのを防げます。
本格的な掃除年に2回(半年に1回)窓ガラスの外側や、ホコリがたまりやすい**サッシ(窓枠)**まで、洗剤やスクイージーを使ってしっかり汚れを落とします。

年に2回行う本格的な掃除のベストタイミング

本格的な窓掃除は、気候が良く、汚れやすい季節の変わり目に行うのがおすすめです。

  1. 初夏の頃(5月〜6月)
    • メリット: スギ・ヒノキなどの花粉黄砂の飛散が落ち着く時期です。梅雨入り前に、冬から春にかけての汚れを一掃できます。
  2. 秋の終わり頃(9月〜11月)
    • メリット: 台風シーズンが終わり、強風で付着した汚れを落とすのに適しています。また、本格的な寒さや結露が発生する前に掃除を済ませることで、カビの発生を防ぐ効果も期待できます。

💡 ポイント: 年末に大掃除を行う習慣がありますが、水を使う窓掃除は寒い冬よりも、気候の良い時期に行う方が効率的で負担が少ないです。少しでも楽ちんにお掃除しましょう。

掃除に適した「天気」と「時間帯」

窓掃除は、天気の良い日ではなく、曇りの日雨上がりの日に行うのがおすすめです。

  • 曇りの日・雨上がりの日: 湿度が高いため、ガラスに付着した汚れが浮き上がって落としやすくなります。
  • 朝または夕方: 晴れた日の日中は、洗剤や水がすぐに乾いてしまい、拭きムラ(水の筋)が残りやすくなります。直射日光の当たらない朝や夕方の時間帯を選ぶと、拭きムラを防ぎやすくなります。

💧 結露の発生を根本から抑える対策

結露は、外気で冷やされた窓ガラスやサッシに、室内の暖かく湿った空気が触れることで発生します。この温度差と湿度をコントロールすることが重要です。

1. 換気で湿度を下げる

  • 最重要対策:室内の湿度が高すぎるのが最大の原因です。定期的な換気で、湿った空気を外に出しましょう。
    • 目安: 1〜2時間に一度、数分間、窓を対角線上に開けて空気の通り道を作り、一気に換気するのが効果的です。
  • 冬場の換気ってなかなか辛いですよね。少し前のコロナが流行っていた頃は強制的にも換気を行っていましたが、その習慣も薄れていると思います。

2. 室内の温度と湿度のバランスを保つ

  • 加湿器の調整: 冬場は乾燥対策で加湿器を使いますが、湿度が高すぎると結露につながります。湿度計で50~60%を目安に調整しましょう。
  • 暖房の工夫:
    • 窓の近くに結露防止用のヒーターやサーキュレーターを設置し、窓の表面温度を上げたり、冷えた空気を循環させたりすることで、結露を抑制できます。

3. 窓の断熱性能を上げる

  • 断熱シートやフィルム: 窓ガラスに貼ることで、外気による冷えが室内に伝わりにくくなり、ガラスの表面温度が上がります。

※ご注意いただきたい断熱シート・・・アパートなどの空き室清掃をしているとプチプチなどのシートを窓に貼っている部屋があります。もちろん寒さ対策には欠かせないものですが、不要になり剥がしたときにテープの跡がついている時があります。ご自分でこのテープ跡をとろうとするととても大変。曇りガラスなど凸凹がある窓だとなおさらです。ご購入の際は気を付けてみてください。


🧽 結露が発生してしまった時の対策

発生を抑えられない場合は、水分を放置せず、すぐに処理することが大切です。

4. 水滴をこまめに拭き取る

  • 放置厳禁: 窓やサッシに溜まった水滴は、カビや建材の腐食の最大の原因となります。
  • 専用グッズの活用:
    • 結露ワイパー(スクイージー): ゴムなどでできた専用のワイパーで、水滴を集めて除去します。
    • 結露吸水テープ: 窓の下部に貼り付け、発生した水滴を吸い取らせるテープです。ただし、テープ自体がカビの温床になることもあるため、定期的な交換が必要です。
    • どちらも100均で見かけるので見てみてください
  • 乾拭き: 結露を拭き取った後は、必ず乾いた布やペーパータオルで水分を残さず乾拭きし、サッシも乾燥させてください。
  • 先の窓掃除と同じでご自分に合った方法が必ずあるはずです。水気がなくなればOKです。

まずは、**「換気」「湿度のコントロール」**を習慣づけることから始めるのが、手軽で費用もかからないためおすすめです。